ピアニストの井口愛子さんの結婚、子どもについてまとめました!
ピアニストの中村紘子さんが門下生時代は地獄のレッスンを受けていたことも明かしています!
ピアニスト・井口愛子が結婚した旦那について
1930年にピアニストとしてデビューした井口愛子さん。
後で触れますが、門下生には有名人が名を連ねています。
井口愛子さんは1984年12月1日、74歳で亡くなりました。
そんな井口愛子さんのことを調べたいと思ったのですが、平成も終わるこの時代になりますと、情報が古いものか、あまりないのが実情です。
井口愛子さんの旦那様についても情報がありませんでした。
ただ、 息子さんと娘さんがいらっしゃるので、結婚されていたことは確かです。
因みに息子さんは 「佐藤方紀」さんと言い、有名なフルート奏者です。
現在は株式会社ハーモニー代表取締役社長兼音楽プロデューサーをされています。
やはり、音楽に携わっているのですね。
個人的に知らないだけで、井口愛子さんの旦那様も音楽業界では有名な方だったのでしょうか。
ピアニスト・井口愛子の娘は関根有子
井口愛子さんの娘・関根有子さんも、有名なピアニストになられています。
関根有子さんは音大生なら誰でも知っている日本のピアノ教育の第一人者で、東京音楽大学の講師も務めています。
関根有子さんの教え子である方がこんな風に関根有子さんを語っています。
私は関根先生につきたくて東京音大にどうしても行きたかった。
久しぶりに池袋駅でおり、東京音大のレッスン室へ。
J館特有のいいにおい(私てきに)がして歌とかピアノが聞こえてきて懐かしいけど、昨日のことのようにも思えて。
私ってこういうところから来たんだって、ルーツを感じました。
音大→アパレル→ジャイロと全然違うことをしていると驚かれることも多いのですが、先生に近況を話すと第一声「私もやりたい!!」といってもらえて。。。
すっごくうれしかったし、なんか安心しました。
私は演奏家の人にもエクササイズをしてほしいと思っているのですが、先生も演奏家のボディーワークの必要性を感じているといっていました。
自分に大きな影響を与えて下さった方には特に何かと相談しがちですが、大体の場合、いいアドバイスや共感が得られるんですよね。
先生っていくつになってもいいものだなあと思う。
いつも味方で間違っていると指摘してくれる、遠慮なく。
ほんとうに心から先生と呼べる人にめぐり会えたことは、奇跡的で私の自慢。
スポンサーリンクこころをあたためてくれますネ!
恩師と呼べる先生と出会たことは、一生の宝ですね。
ピアニスト・井口愛子の門下生は中村紘子
かの有名なピアニストの中村紘子さんが、井口愛子さんの門下生だったことが分かりびっくりしています。
中村紘子さんは日本を代表するピアニストとして、世界でも大活躍されました。
国内外3800回を越える演奏会を行い、後年はコンクールの審査員や著述業に進出されました。
中村紘子さんは井口愛子さんにどのような経緯で門下生になったのでしょうか?
ピアノとの出逢いは私が3歳のとき。
そろそろ幼稚園というころになって、母あある音楽教室の話を耳にしました。
市ヶ谷にある、当時女学校だった東京家政学院の教室を土曜の放課後に借りて、若い先生たちが子供を集めて新しいシステムで音楽の基礎教育を始めるという。
それが 「子供のための音楽教室」です。
当時から音楽教室があったのですね。
ですが、裕福な家しか通えないイメージがありますが。
応募して出かけると、面接官は女性で大変怖そうな方でした(笑)。
うちの母は何も知らなかったものですから、となりの方に尋ねたら、 「あれは井口愛子先生と言ってね、とてもお偉いピアノの先生ですよ」と教えられて、ピカッと光るものを感じたらしいんですね。
それで面接の順番になった時に、 「この子をお弟子にして下さい」とお願いしたそうです。
この時点で井口愛子さんに弟子入りしたことが、中村紘子さんにとっては結果大成功への入り口だったのです。
中村紘子が語る井口愛子のレッスンは地獄だった?
中村紘子さんは2016年にお亡くなりになられました。
ある方が中村紘子さんから聞いた、井口愛子さんのレッスンの様子をこのように語っていました。
あの頃、怖いことでは日本一いや世界一と言われた井口愛子先生のレッスンを週1回受けていましてネ。
もう毎日が地獄でしたヨ。
毎日5~6時間家で練習でしょ。
レッスンが水曜か木曜だったので、金曜土曜は幸せ、青空なの・・・。
日曜ぐらいから曇りはじめて、月曜は雨曇、火曜日はどしゃぶり、火曜の夜から発熱、レッスンの日はだいたい熱出してました。
井口先生の雷鳴が轟くという、こちらが30過ぎても時々夢を見るんですヨ!(笑)。
でもその地獄のレッスンがあったから、中村紘子さんの活躍があったわけですから、どの世界もてっぺんを取る方は地獄を見てきましたね。